初 詣
歳旦祭
新年1月1日には、「歳旦祭」が執り行われます。
「歳」は年を、「旦」とは日の出を意味し、元日早朝に行われるご祈祷を歳旦祭(さいたんさい)といいます。
新しい年の始まりにあたり、新しい一年の穏やかなことや豊穣をお祈りいたします。
これまでの生活に感謝するとともに、健やかなこれからの日々を願い、お詣りにいらっしゃいませんか。
午前零時より、ご祈祷をいたします。
初詣の由来
初詣は、新年のはじめに神社や寺院に参詣することで、その由来と考えられるのは年籠りです。
これは大晦日の夕方から氏神さまの社に籠もったり、社前で夜を明かすものです。
また、恵方詣もその由来とされます。 恵方とはその年の歳徳神(としとくしん)がいて、たたり神が来ない良い方角のことです。毎年の恵方は干支によって決まります。
江戸時代には、元日、恵方にあたる社寺にお参りする恵方詣が盛んでした。また、正月の歳神棚(としがみたな)を恵方に設けるところも多くみられました。
近年の初詣では、地域の社寺や有名な社寺に詣でる傾向が強く、そうしたことが意識されることは少なくなっています。
『 夢 灯 り 』
里宮参道沿いに、「灯り」を灯しました。(令和四年元旦)
『 夢灯り 』
この灯籠は、牛乳パックで作られています。
岩手県宮古市田老地区で『田老夢あかり』として作られていた「灯籠」。
東日本大震災を機に出会った大仙市内のある方が、伝授して頂き、「夢灯り」として大仙市で仲間の人たちと作り続けていらっしゃいます。
そして、全国各地で展示されたり、被災地への寄贈など、「忘れない」「寄り添う」という支援活動を展開していらっしゃいます。
「 世界に届け!夢灯り!! 」をスローガンにしておられる、その明かりで参道の足元を照らしてもらいました。